光の旅人K-PAXから愛をこめて♪


by takozchan
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嗚呼!「硫黄島からの手紙」を観て・・

2006.12.9

ついに、待ち望んでいた「硫黄島からの手紙」を観て来ました。

1997年6月、自衛隊機・C1輸送機から初めて降り立った硫黄島。
今度は、遥かな時空を超え、米軍との死闘真っ只中に放り込まれた・・
そんな武者震いする思いで、最後までスクリーンを見つめ続けました。

☆☆☆
渡辺 健の栗林中将は、スピールバーグ監督がほれ込んだだけあり、
圧倒的な迫力でぐいぐいと、硫黄島の闘いに引っ張り込んでいき、
余りにその存在感の大きさに、ただただ魅了されてしまいました。
また時折見せる優しさ・・これは兵士達に対して、また家族への手紙を
書く時の表情等に現れ、朝枝参謀の栗林中将像が頭をよぎりました。

ところで、気になっていたのは、やはりバロン西!!
かなり昔から、バロン西の映画が出来たら・・と夢みていた私にとって、
誰が演ずるかが一番の問題で、以前TVで、函館戦争の榎本武揚を
演じた姿が衝撃的に心に残り、それ以来注目している伊原剛志が、
颯爽と、人間味豊かにバロン西を演じきっていました。
足の長さ、馬の乗りこなし、そして粋なバロン西が、そのまま伊原に
ダブって見えたほど・・何より嬉しかった!!

悲壮な硫黄島の死闘のなか、西郷を演じる嵐の二宮和也の自然体の
演技、表情が時々その悲壮感から救う。。このパン屋西郷が、突然召集
命令で、妻と生まれ来る子供を残して、硫黄島に連れて来られて以来、
栗林中将に偶然1度、2度、そして3度助けられ、中将に触れていく間に
自分が何を為すべきかと・・変わっていく様が見事に演じられていました。

外にも、素晴らしいキャスト揃いで、中村獅童もすっかり役になり切って
いました。確かに伊藤中尉のような軍人が・・・厳しい軍人教育を受け、
全てに厳格であったにもかかわらず、極限に追い込まれると全く違う行
動をとってしまう・・人間的なもろさがよく出ていました。
☆☆☆

今改めて、戦争というものを考えます。
報復の連鎖・・という言葉があります。やられたらやり返す。またやる。
またやり返す。。。。。
『国を安寧に治めるには武力ではなく“CHARITY”「思いやり」「惻穏」の
心です』 これは、戦後朝枝繁春氏が辻正信氏に同行し、ナセル大統領
に接見した時、大統領のお言葉とお聞きしました。

クリント・イーストウッド監督が、日米両方から見た硫黄島2本の映画を
通じて、世界中の人に伝えたかったものは・・・
硫黄島に訪れた印象は?~という質問に、監督は、「島全体にスピリチュ
アルな風が吹いているようで、ただただ戦争の悲劇に圧倒された・・」と
答えていましたが、私も船見台の崖の上から、ギンネムに広く覆われた
緑の続く先の摺鉢山を見たとき、頬をそよぐ風のなかに多くの英霊の声を
聞いた気がしました。


万感の想いを込めて・・・
栗林中将、西大佐始め、硫黄島で散られた多くの御英霊に、心から
哀悼の気持ちを捧げます・・・合掌。


1997年6月・硫黄島にて・・

  硫黄島にCIから降り立って・・
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  摺鉢山を望む
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  バロン西の碑
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  摺鉢山から
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  船見台から摺鉢山を望む
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  トーチカ
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  司令部地下壕入口、慰霊
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  摺鉢山頂上へ
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by takozchan | 2006-12-10 01:52 | *硫黄島