影武者説・その1
2008年 09月 30日
先日、『金正日死亡説』の著者・重村智計氏がTVで「金正日影武者説」を話しているのを偶然見かけ、フト思い出したことがあります。
折から、韓国の朝鮮日報が12日、中国・北京の外交筋の情報として、北朝鮮の金正日総書記が脳卒中の発作を起こし、その後痙攣が繰り返していることから、長期的に国家統治に問題が生じるだろうと報じ、9日の北朝鮮建国60周年記念のパレードに顔を見せなかったことも、そのことに起因しているという。
そこで、俄かに重村氏の著書がクローズアップされたわけで.....
金正日には影武者が数人いる。
暗殺を恐れて、大衆の前に出てくるのは影武者らしい。
また、金正日は既に死んでいるかもしれない・・・と。
ここで急に記憶に蘇ってきたのが、金正日の父親である金日成の影武者説。。
かつて5・15事件に連座、4年の監獄入りの後満州に渡り、満州国軍の情報参謀として活躍された八木春雄氏から寄せられた「金日成の身辺をめぐる真実と謎と嘘の真相」の特報記を引っ張り出して見ました。
八木氏は、1945年8月9日未明、満州へのソ連進攻により5年ソ連に、その後中国へとたらい回しされ6年、計11年間抑留され、帰国後は九州の自衛隊駐屯地の中で仕事の傍ら、『満州国軍』を編纂、続いて『5・15事件と士官候補生』『抑留記』他を次々と出版され、私が初めて市ヶ谷でお会いしたのは今から10数年前、亡くなられる前の約3年間は数限りなく交信し合い、金日成についての記述をいただいたのもその一連の中のことでした。
昭和12年11月13日、金日成は楊子頂子において満軍の攻撃を受けて戦死。その首実検のため、八木氏は大迫大佐に随行して立ち会ったというもの。衝撃的な内容を伝えていました。 つづく
by takozchan
| 2008-09-30 21:03